【ロングセラーが新型に】メルセデス・ベンツVクラス 欧州のプレミアムミニバンがアップデート
快適装備とその他機能
■MBUXを標準装備 対話型インフォテインメントシステム「MBUX」を標準装備。ボイスコントロールは「ハイ、メルセデス」をキーワードとして起動。 音声認識機能は多くのインフォテインメント機能(目的地入力、電話通話、音楽選択、気象情報)に加え、クライメートコントロール、各種ヒーター、照明など多様な機能にも対応し、音声認識だけではなく、タッチスクリーン、ステアリングホイールにあるタッチコントロールボタン、センターコンソールにあるタッチパットでも様々な操作をすることができ、ドライバーの好みや運転状況に応じて使い分けることが可能となっている。 ■サスペンション V 220 d には、従来通りの優れた乗り心地を提供する「アジリティ・コントロール・サスペンション」が装着され、その他4モデルでは、滑らかな乗り味を実現する「エアマティック・サスペンション」を新しく採用した。 ■デジタルルームミラー V 220 d 以外のモデルではデジタルルームミラーを標準装備することで、後席の同乗者や大きな荷物で見えにくくなる車両後方の視界を補助する。 ■キーレススタート 先代モデルは、キーを回してエンジンを始動する方式であったが、新型Vクラスではボタン式となった。 ■ステアリングヒーター 快適性が向上するステアリングヒーターを標準装備。 ■アンビエントライト 従来は3色のアンビエントライトが新型では、64色になり一層、華やかな雰囲気を醸し出す。 ■直列4気筒クリーンディーゼルエンジンと9G-TRONICを採用 (全モデル) 新型Vクラス全モデルに、2L直列4気筒クリーンディーゼルエンジン「OM654」が搭載され、最高出力163ps/最大トルク38.75kg-mを発生。 振動、騒音も低減されており、快適なドライブを実現し、トランスミッションは全モデルに9速オートマティックトランスミッション「9Gトロニック」を採用。 1速から9速までの変速比幅が広いことから、優れたエネルギー効率と快適性を実現している。
AUTOCAR JAPAN(執筆)