大谷翔平、完璧3ランで掘り起こされた“MLBトップ”の記録 1勝1敗→2勝1敗でドジャースの勝ち上がり確率は?
ドジャースの大谷翔平が現地時間10月16日(日本時間17日)、敵地でメッツとのリーグ優勝決定シリーズ第3戦に「1番・DH」で先発出場。4打数1安打3打点で、チームは8‐0で勝利を飾った。 【動画】トドメの一発!大谷翔平がポストシーズン2号となる3ランを放つ ドジャースはこれで対戦成績を2勝1敗としたが、米メディア『MLB.com』のサラ・ラングス記者のXによると、現行の7戦制(4戦先勝)方式のリーグ優勝決定シリーズで1勝1敗から勝ち越したチームの突破率は69%(100チーム中69チーム)で、敵地で3戦目を勝ち越したチームに限定すれば、75%(40チーム中30チーム)だという。 大谷は第3戦、4‐0で迎えた8回一死一・二塁の第5打席で、7試合ぶりとなるポストシーズン2号3ランを右翼ポール際へと放った。打球速度115.9マイル(約186.5キロ)、飛距離410フィート(約125メートル)、角度37度で、打った瞬間それとわかる完璧なダメ押しの一発だった。 同記者によれば、大谷は2021年以降で23本目(ポストシーズン含む)の115マイル以上の本塁打となり、ヤンキースのジャンカルロ・スタントンを抜いて単独最多となったと伝えた。 さらに、大谷は第1戦で右翼フェンス直撃のシングルヒットを放っているが、この安打の打球速度は116.5マイル(約187.5キロ)で、単一のポストシーズンで115マイル(約185.1キロ)以上の当たりを2本放ったのは、2015年にスタットキャストが導入されて以後で最多タイだといい、詳細な記録データを掘り起こした。 第4戦も勝てばいよいよワールドシリーズ進出へ王手をかけられる。この勢いで敵地で連勝できるか注目だ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]