工藤会幹部の男(48)に懲役1年と罰金200万円 無許可でFX投資募り運用益 福岡地裁「利欲的な動機は強い非難に値する」
RKB毎日放送
国の許可を受けずにFXへの投資を募り運用利益を得た特定危険指定暴力団・工藤会幹部の男に、福岡地裁は27日、懲役1年と罰金200万円の判決を言い渡しました。 判決によりますと、工藤会幹部の緒方哲徳被告(48)は、既に有罪判決を受けている4人と共謀し、国の許可を受けずにFX投資名目で投資家を募り、資金の運用利益を得るなどしました。 27日の判決で、福岡地裁の今泉裕登裁判長は、緒方被告は「報酬の分配を受けるなどしてFX取引のサービス内容を詳しく知る得る立場にあった」などと指摘して、故意と共謀を認定。 その上で、「利欲的な動機は強い非難に値する」などとして緒方被告に懲役1年と罰金200万円の判決を言い渡しました。 裁判所によりますと、弁護側は判決を不服として、27日に即日控訴したということです。
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