SNSの投稿にも注意が必要? 女性ソロキャンプを安全に過ごすためのキャンプ場選び&防犯対策とは
キャンプ人気が高まるなか、女性のソロキャンパーも増えています。しかし女性がソロキャンプをおこなう際には、ハードルの高さや不安を感じることもあるかもしれません。今回は、女性がソロキャンプをするときに気をつけたい注意点やコツを紹介します。安全にキャンプを楽しむための参考にしてみてください。 【写真】女性ソロキャンパーが実践したい防犯対策術をチェックする(全8枚)
女性が安全にソロキャンプを楽しむならキャンプ場選びが大切
まずはキャンプ場選びから。女性のソロキャンプでは、夜の時間帯や緊急時に対応してくれる環境があると安心です。ソロキャンプをするなら、管理人が24時間常駐していたり、巡回してくれたりするキャンプ場がおすすめ。ファミリー層の利用が多い所や、設備が充実していることを表す「高規格キャンプ場」なら、人の目も多く管理体制が整っているため、女性ソロキャンプでも安心感がありますよ。 ほかには、キャンプ場が電波の入るエリアなのかの確認も大切。万が一のために、スマホの充電も切らさないように気をつけましょう。充電に便利な電源付きのサイトも多いので、そちらもおすすめです。気になるキャンプ場があったら、口コミを見て情報収集しておきましょう。
フリーサイトより区画サイトがおすすめ
キャンプ場には、テントを設営する場所が決まっている「区画サイト」と、自由な場所に設営できる「フリーサイト」があります。フリーサイトは隣のサイトとの距離が保ちにくい場合もあるため、女性のソロキャンプなら区画サイトがおすすめ。区画サイトなら一定の距離が保たれているので、プライバシーを守りやすいメリットがあります。 また、テントの設営場所は物陰になるような場所を避けましょう。人目のある場所や、管理棟の近くなどに設営すれば、困ったことがあったときにすぐに声を掛けられるので安心。キャンプ場の予約時に女性のソロキャンプであることを伝えると、サイトの場所を配慮してくれる場合もあるので確認してみると良いでしょう。
鍵や防犯ブザーを活用して身を守る
ソロキャンプをするなら、キャンプ場選びだけでなく身を守るための自衛も大切。テントの出入り口はファスナーなので、誰でも簡単に開けられるのがネックです。防犯面からも、テントにダイヤル式の南京錠などを取り付けて、あくまで簡易的ですが鍵がかかるようにしておくと安心。 ソロキャンパーであることを分からせないように、テントの外に男性用の靴を並べたりセンサーライトを設置したりすることで、侵入者を防ぐ工夫をしている人もいます。また、防犯ブザーを持っておけばトラブルがあっても助けを呼びやすいですよ。 サイトまわりの環境を整えるほかに気をつけたいのがSNS投稿。投稿の内容によっては、女性一人でキャンプをしていることが分かってしまうため注意が必要です。キャンプ中の様子はついその場でSNSに投稿したくなりますが、リアルタイムでアップしないことも自衛に繋がります。 楽しく安全にソロキャンプをおこなうために、事前に準備しておくことが大切。ソロキャンプに慣れていない人や不安に感じる場合は、デイキャンプやベランダなど自宅でシミュレーションしてみるのもおすすめです。快適なソロキャンプができるよう、十分な対策を取って楽しんでくださいね。
野中陽平