再生医療を続ける7歳 りおなちゃん手術を前に新たな挑戦も……語学を勉強 “夢”は家族旅行『every.16時特集』
■家族で行きたい…りおなちゃんの“夢”
実は、りおなちゃんは翌日の日曜日にハングル能力検定の試験を控えていたのです。受けるのは基礎の5級。そこには、りおなちゃんの夢がありました。 りおなちゃん 「ぜったい受かって韓国旅行、行くぞ!おー!」 韓国語を話せるようになって、りおなちゃんの通訳で家族旅行に行くのが夢です。 そして翌日… りおなちゃん 「今はドキドキしてない!」 りおなちゃん、人生で初めて受ける検定試験。どうなるでしょうか?
■ドキドキの結果発表に涙も…
――3週間後。小学校から急いで帰ってきた、りおなちゃん。 りおなちゃん 「ただいま」 この日は、ハングル能力検定の結果発表の日です。 りおなちゃん 「いよいよ結果発表。すごいドキドキ。でも楽しみ」 合格点は60点以上、さて、その結果は? りおなちゃん 「せーの!」 母 佳寿美さん 「あー受かってる!」 りおなちゃん 「あ~!!」 母 佳寿美さん 「受かった! やったね!」 そこには「合格」の2文字が。しかも合格点を大きく上回る90点での合格です。 りおなちゃん 「よかった…受かっとると思っとったけど…結果見て、安心した。すごくうれしい」 母 佳寿美さん 「よかったね」 りおなちゃん 「うん」 治療やリハビリの日々でも泣かない、りおなちゃんの目に一粒の涙。
■りおなちゃんが次に挑むのは…
母 佳寿美さん 「歩けなくなってすぐの時とかは、何もできなくなった感があったんですけど、歩けないなかでもできることを見つけて伸ばしていけているので、すごくうれしい」 自分で道を切り開いていく、りおなちゃん。しかし先週、SNSにお母さんからの投稿が。 「今後、手術が必要になる見通しです」 2年前の側弯症の手術の時に、背骨を固定するために入れた金属が今、2本とも折れているといいます。 8月、りおなちゃんは再び、手術を受けることに。お母さんがevery.にコメントを寄せてくれました。 ――手術の報告以来、たくさんの応援と励ましのメッセージをいただきありがとうございます。前回の手術から2年がたち、成長したぶん、娘も今回は不安や恐怖をより強く感じているようですが、 皆様からのコメントに勇気づけられて、なんとか手術に挑もうとしています。手術を無事に終え、また笑顔でお会いできる日を目指して家族一同頑張ります! (7月31日『news every.』16時特集より)