再生医療を続ける7歳 りおなちゃん手術を前に新たな挑戦も……語学を勉強 “夢”は家族旅行『every.16時特集』
こどもとおもしろいを広げよう、日テレこどもウイーク。every.が密着取材してきた、りおなちゃん。7歳の現在、胸から下に麻痺がありリハビリや治療を続けるなか、再び手術を受けることに。その手術を前に、りおなちゃんは人生で初めての挑戦をしていました。 【動画を見る】パパへのツッコミ動画が大人気!りおなちゃん8月に再手術へ…それを前にしていた“人生初のチャレンジ”とは!?『every.特集』
■“密着取材”から1年…成長と挑戦
りおなちゃん 「もしかしてさ、パパってこんな状態のママにご飯作ってもらうの待っちょる??」 父 裕一さん 「…うん」 りおなちゃん 「ええっ~いやさぁせめて1日ぐらいは代わってあげようと思わんの!?」 父 裕一さん 「思とる」 りおなちゃん 「思とるなら作れよ…」 パパにキツ~イツッコミをするのは、りおなちゃん、7歳。SNSの登録者数が約145万人という人気者です(YouTube「ちいりおちゃんねる」より)。 日頃の生活は車椅子。every.は、2023年の春から密着取材を続けています。 6月、りおなちゃんは新たな挑戦をしました。 りおなちゃん 「いよいよ結果発表、すごいドキドキ…でも楽しみ」 その結果に、思わず、涙…。
■再生医療を続けてある“変化”が
りおなちゃんは2歳半の時、背骨が左右にわん曲し、ねじれをともなう側弯症(そくわんしょう)と診断されました。 4歳半で急激に進行したためリスクを承知で手術を行います。側弯症の進行は止まりましたが、手術中に脊髄を圧迫したためか胸から下に麻痺が残りました。 2023年から取り組んでいるのが、再生医療。培養した自分の幹細胞を体に戻し、同時にリハビリを行って脊髄などの損傷の回復を目指しています。(脳梗塞・脊髄損傷クリニック 提携大阪院 福永記念診療所/大阪市) この1年間続けていた再生医療に、ある変化がありました。これは、綿棒を使って体のどこまで感覚があるのか確かめる検査。 診療所スタッフ 「コショコショってされたら教えてね。これは?」 りおなちゃん 「さわってない」 診療所スタッフ 「これは?」 りおなちゃん 「さわった」 診療所スタッフ 「おーすごいね!いいね、徐々におりてきているね」 以前よりも感覚が戻ってきているといいます。 貴宝院 永稔 医師 「だいぶ伸びてきたね」 「(以前は)胸のあたりもわからなかったのが、おへその上くらいまで感覚がわかるようになってきている」