「下着を撮るため物色した」…55歳日産社員「女性部下の部屋へ合鍵侵入し盗撮か」逮捕直後の憔悴写真
「下着の写真を撮るために物色しましたが、盗むつもりはなかった」 警察の取り調べに対し、男はこう供述し容疑の一部を否認しているという――。 「下着を撮るために物色」…55歳日産社員「女性部下の部屋へ侵入し盗撮」逮捕直後の憔悴写真 警視庁渋谷署は11月19日までに、住居侵入と窃盗未遂の疑いで神奈川県海老名市に住む日産自動車社員・鈴木智広容疑者(55)を逮捕した。11月15日夜7時ごろ、同県大和市に住む30代女性Aさんが住むマンションの一室に侵入し、下着を盗もうとしたとされる。 「Aさんは、日産の同じ職場で働く鈴木容疑者の部下です。鈴木容疑者はAさんのバッグから部屋の鍵を持ち出し、無断で合鍵を作り部屋に侵入したとされます。調べに対し次のような話をしているとか。『6月に合鍵を作り、これまでに40回以上部屋に入り下着を見ていました。(Aさんに)好意を抱いていた』と。 犯行はAさんが勤務中に繰り返されていたようです。Aさん宅の風呂場やキッチンには小型カメラも設置されていました。警察は鈴木容疑者が盗撮していた疑いがあるとし、性的姿態撮影処罰法違反の疑いでも捜査を進めています」(全国紙社会部記者) ◆好意を抱き以前から尾行 事件は意外な形で発覚する。鈴木容疑者には渋谷のセンター街で別の女性を盗撮した疑いがあり、警察が事情聴取。スマートフォンを調べると、Aさんのものとされる動画が見つかったのだ。 本誌カメラマンは、逮捕直後の11月19日に行われた送検の様子を撮影した。護送車の後部座席に座る白髪の鈴木容疑者。ずっとうつむき憔悴した姿を見せていた。 女性宅へ侵入してのトラブルが続発している。最近起きた主な事件を、以下に紹介したい。 ・’24年5月、不同意わいせつなどの容疑で40代の男が逮捕される。男は早朝に無施錠だった玄関から、20代の女性が住むアパート1階の部屋へ侵入。寝ていた女性にスマホを向け「通報したら(画像を)晒すぞ!」と脅迫。ベッドに押し倒しわいせつな行為をしたとされる。男は女性に好意を抱き、以前から尾行を続けていたという。 ・’24年7月、強盗致傷と住居侵入の疑いで30代の男を逮捕。男はハンマーで窓ガラスを割り、20代の女性が住むアパートの一室へ侵入。部屋を物色し現金数千円を盗もうとするが、帰宅した女性と鉢合わせ。女性の首を絞めるなど全治約10日のケガを負わせる。暴行を受けたにもかかわらず、女性は約2時間にわたり部屋から出るよう男を説得。男が去ると110番通報し事件が発覚した。 窓や玄関の鍵をしっかりかけることは当然だが、一人暮らしの女性は異変が起きるとすぐに警備員が駆けつけるホームセキュリティーの設置も検討すべきだろう。
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