【競輪】脇本雄太が別格スピードで準決突破 山口拳矢とタッグで当地グレード戦連続V狙う/取手
<取手競輪:水戸黄門賞>◇G3◇3日目◇29日 脇本雄太(35=福井)が別格のスピードで、準決11Rを快勝した。 車間の空いた8番手から最終ホームで仕掛け、最後は2着の松本貴治に4車身差をつける圧勝だった。98年に吉岡稔真が記録したバンクレコードに並ぶ上がり10秒7をたたき出した。それでも本人は「タイはいっぱい持っているので」と興味なし。感触自体も「初日から少しずつ疲れは抜けているけど、まだ満足の状態ではない」と表情を崩さない。 初日特選は単騎での戦いで見せ場がなかったが、決勝は山口拳矢が番手を回り「ラインができた方がいい」と歓迎ムード。3月のG2ウィナーズカップに続く当地グレードレース連続Vへ、再びパワーを爆発させる。