韓国の「辛すぎる即席麺」…デンマークはダメでもNZは「OK」
【07月03日 KOREA WAVE】デンマークが韓国・三養食品「プルダックポックンミョン」に対するリコール(回収)決定を下す一方、ニュージーランド当局はリコールしない方針を固め、対応に違いが出ている。 ニュージーランド現地メディアなどによると、ニュージーランド食品安全局(NZFS)は声明を通じて、三養食品製品から高い水準のカプサイシン(製品に含まれるトウガラシの辛み成分)が発見されたにもかかわらずリコールは必要ないと明らかにした。 現地当局者は「NZFSはこの製品が高い水準のカプサイシンを含有していると指摘したが、辛さが増加したことを示すために明確にラベルが貼られている」と指摘したうえ「現在まで製品に対する不満や副作用の報告はなかった」と明らかにした。 三養食品の商品をめぐっては、デンマーク食品当局が「ヘクプルダッックポックンミョン」などの製品をリコールした。これに同社は19日、反論を提出し、デンマーク側が問題視したカプサイシン含有量が韓国での検査結果の4倍の数値になっていると主張した。 三養食品は韓国のある大学の食品分析研究センターに依頼し、▽ヘクプルダックポックンミョン3×Spicy▽ヘクプルダックポックンミョン2×Spicy▽プルダックポックンタンミョン――などの製品に対してカプサイシン含量を測定した。これら製品はデンマーク獣医食品庁(DVFA)が11日、リコールした製品だ。 三養食品側は、リコール措置の重要な根拠として活用されたカプサイシン含量量の計算に誤りがあり、この部分を重点的に解明したと説明した。 三養食品関係者は「ニュージーランド当局の決定を尊重し歓迎する。三養食品は世界の顧客が安心して楽しめる製品を提供できるよう今後も最善を尽くす」と明らかにした。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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