知らないと「損」する…「ポイ活」経済圏の戦国時代のいまだからこそ大注目「寄せ活」術
生活の中にポイ活が自然と含まれるようになった今日この頃。2024年にはVポイントが登場したこともあり、いかにポイントを貯めるかが消費者の関心ごとの1つになったのではないでしょうか。ポイント経済圏と呼ばれる、1つのポイントプログラムを中心として連携する企業やサービスを利用できる仕組みが根付いてきている今、もはや「ポイント戦国時代」とも言えるのでしょう。その中で会員数1億以上を誇るのが「楽天経済圏」。そんな楽天から、2025年の経済圏トレンドや楽天経済圏の活用術が発表されました。 【マンガ】メルカリで、利益がほとんどでない「300円出品」をする人の理由 すでに楽天グループを含む「経済圏」を活用している人も多いでしょう。でも経済圏は複数あるので、それぞれを活用しているのかもしれません。まずは利用している経済圏の数をアンケート調査から紐解いていきましょう。
利用している「経済圏」は1つまたは2つで半数に
楽天グループが行った『「経済圏の利用状況」に関する調査』(複数回答n=10029、インターネット調査、2024年11月19日実施)によると、日常生活でメインに利用している経済圏の数は2つが最も多い結果になりました。 次いで1つ、3つとなっていますが、1つか2つで半数を超えていることに注目すると、多くの人が経済圏を絞り込んでいることがわかります。 絞り込んでいる理由としては、ポイントが貯めやすいこと、ポイントが使いやすいことが上位に挙げられています。また理由の6位までが全てポイントに関係することだったので、やはり経済圏とポイントは切っても切れない関係になっているようです。
経済圏を1つに絞ることでポイントを上手に活用していく「寄せ活」がトレンドに!?
複数の経済圏を活用することで、それぞれでポイントを得ることは可能です。ただ、ポイントがバラバラになってしまいますし、何よりポイント還元率アップがしにくくなってしまいます。 例えば楽天経済圏には楽天市場や楽天トラベル、楽天ラクマ、楽天モバイルなど複数のサービスがあります。対象サービスを活用することで楽天市場でのポイント還元率がアップして、よりポイントが高くなっていく「SPU」というプログラムがあります。 楽天の場合、楽天会員になった時点で1倍(楽天市場で1万円の買い物をしたら1%分、つまり100ポイントがもらえる)、楽天カードを使えば+2倍(通常分と特典分)、楽天モバイル(Rakuten最強プラン)を使えば+4倍というようにポイントの倍率がどんどん増えていき、最大で楽天市場での買い物がポイント17.5倍となります。 ということは、ポイントアップを目指すならば、同じ経済圏の中で多くのサービスを活用することが大切ということ。1つの経済圏でたくさんのポイントをゲットして、その経済圏の中でポイントを活用していく。これを楽天は「寄せ活」とし、2025年の経済圏トレンドとして発表しました。 ただポイントをもらえばいいということではなく、より効率的にポイントを貯める・使う・増やすのサイクルを回していくという考え方です。