静岡空港 開港15周年で搭乗者800万人達成 関係者が節目祝う
静岡空港の累計搭乗者数800万人達成を記念し、静岡県や富士山静岡空港株式会社、富士山静岡空港利用促進協議会は31日、記念式典を同空港で開いた。関係者が節目を祝った。 800万人目の搭乗者は全日空(ANA)静岡-那覇便利用の自営業深沢洋貴さん(40)=富士宮市=一家で、航空券や記念品が贈られた。深沢さんは「初めての利用で、近くて便利に感じた。思い出に残る旅行になりそう」と話した。県の大石昌宏空港振興局長は「開港15周年を迎え、さらに多くの県民に利用してもらいたい」とあいさつした。空港内では、利用者にノベルティを配布した。 静岡空港は2009年6月に開港した。19年9月に600万人を達成し、19年度には過去最高の73万7940人の搭乗者数を記録した。その後はコロナ禍で約3年間、国際線の全便欠航が続いた。23年2月には700万人を達成し、国際線も徐々に再開している。国内線は那覇線や新千歳線、国際線は韓国・ソウル線などの利用が好調という。
静岡新聞社