パドレス先発のダルビッシュ有＝ペトコ・パーク (撮影・水島啓輔)

パドレス4－2ホワイトソックス（22日、サンディエゴ）米大リーグ、パドレスのダルビッシュ有投手（38）が今季15度目の先発に臨み、6回1／3を投げ、3安打2失点、無四球、9三振の好投でチームの4連勝に貢献した。日本投手初となるメジャー通算2000三振を達成。今季7勝目と日米通算で歴代1位の黒田博樹にならぶ203勝は次戦に持ち越しとなった。試合後の主な一問一答は以下より。 －－七回途中2失点の好投でチーム勝利 「前回同様、コントロールも悪くなかった。カーブとツーシームをうまく使いながら、ヒギー（ヒガシオカ捕手）がうまくリードしてくれた。七回のマウンドも立てましたし、いいステップだったと思います」 －－好投が続いた 「デーゲームだったのでそこまで体は元気じゃなかったんですけどれどもコントロール、特にカーブが本当に良かったのでそれをうまいこと投げられたおかげで割と少ない球数で七回までいけたかな、と思います」 －－日本投手初の2000三振 「もちろん、うれしですね。それと同時に長いこと（現役を）させていただいているのもありますし、レンジャーズ、ドジャース、カブス、パドレスでたくさんの方、たくさんの球団にお世話になっているのでそういう方たちと積み上げてきたものだと思うので。あとファンの方と。本当にすべての方に感謝を申し上げたいです」 －－自身にとって三振とは 「ずっとレンジャーズのときは、いわれていた、三振ばっかり狙い過ぎだ、と。当時は三振よりも少ない球数で長いイニングを投げる方が評価されていた時代だったのですごく苦しんだ。今は逆にすごく三振が評価されている。この3年くらいあまり取れなくなってきているんですけどまたもうちょっと三振取れるように頑張っていきたい」 －－プレーオフ進出決定が目の前 「みんなまずプレーオフを目指しているのでそれが近づいてきて、どんどんクラブハウスの士気も上がっていると思いますし、いいことだと思います」 －－ドジャースを逆転するチャンスも