ブレーブス、シーズン最終戦制して7年連続プレーオフ進出 ダイヤモンドバックスは直接対決の差でプレーオフ逸
○ ブレーブス 3-0 メッツ ● <現地時間9月30日 トゥルイスト・パーク> アトランタ・ブレーブスがメッツとのダブルヘッダー2戦目に完封勝利。一戦必勝のレギュラーシーズン最終戦を制し、7年連続となるプレーオフ進出を決めた。 ダブルヘッダー初戦を落としたブレーブスは勝てばプレーオフ進出、負ければシーズン終了という大一番。試合開始直前でエース左腕クリス・セールが登板回避となったが、緊急登板の右腕グラント・ホームズが4回無失点と好投。打線は2回裏、ジョバンニ・ウルシェラの適時打で先制点を挙げた。 7回裏には四球と相手投手の失策で二死二、三塁の好機を迎え、マルセル・オズナの2点適時打でリード拡大。第1戦で一死も取れず降板したジョー・ヒメネスが8回表、同じく第1戦で救援失敗を喫した守護神ライセル・イグレシアスが9回表を無失点に抑え、完封リレーを締め括った。 最終的にダブルヘッダーは1勝1敗に終わり、ブレーブスがワイルドカード2番手、メッツがワイルドカード3番手を獲得。ダイヤモンドバックスはゲーム差無しながら今季対戦でブレーブス、メッツともに負け越しているため、直接対決の差で惜しくもプレーオフ進出を逃す結果となった。 今季のブレーブスは4月終了時で19勝9敗の好スタートを切るも、5月に入ってからフィリーズに首位独走を許す展開となった。昨季20勝のスペンサー・ストライダー、昨季MVPのロナルド・アクーニャJr.がシーズン序盤に今季全休。昨季54本塁打、139打点で2冠のマット・オルソンなど主力打者が軒並み不振や負傷に苦しみ、昨季30球団トップだった得点数は同15位に低下。地区優勝が6年連続でストップした。 一方で、投手陣は30球団トップの防御率、最少失点をマーク。今季新加入の左腕セールが18勝、防御率2.38、225奪三振で投手3冠を獲得。同じく今季加入のレイナルド・ロペスは25先発で防御率1.99、新人スペンサー・シュウェレンバックが8勝を挙げるなど新戦力が台頭。最終戦にもつれ込むワイルドカード争いを制した。 日本時間2日からポストシーズン第1ラウンドのワイルドカードシリーズが開幕。ブレーブスはワイルドカード1番手パドレスと敵地サンディエゴ、メッツは中地区王者ブリュワーズと敵地ミルウォーキーで対戦する。
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