このレベルで選外!? 日本代表招集外メンバーの市場価値ランキング1~10位。虎視眈々とメンバー入りを目指す男たち
8位:町野修斗(まちの・しゅうと)
生年月日:1999年9月30日 所属クラブ:ホルシュタイン・キール(ドイツ) 市場価値:350万ユーロ(約5億6000万円) 24/25シーズン成績:7試合4ゴール0アシスト ドイツのホルシュタイン・キールに所属する町野修斗が、ランキング8位となった。同選手は2024年に入ってから市場価値を200万ユーロ(約3億2000万円)上昇させ、350万ユーロ(約5.6億円)となっている。 湘南ベルマーレに在籍していた2022年に、リーグ戦30試合13ゴールの好成績を残した町野。翌シーズンも前半戦で9ゴールをマークすると、同年夏に当時ブンデス2部のキールへと加入することとなった。 同選手は加入初年度から2トップの一角としてリーグ戦31試合に出場し、クラブの1部昇格に大きく貢献した。今季は開幕戦でいきなり得点を挙げるなど、開幕7戦未勝利と苦しむチームの中で、リーグ戦7試合4ゴールとひとり気を吐いている。 2022年に行われたFIFAワールドカップ(W杯)・カタール大会では、日本代表に選出されていた町野。しかし、昨年3月の代表シリーズ以降は選外となっている。同ポジションには現在、上田綺世や小川航基、大橋裕紀など多くのライバルがひしめき合っているが、町野も彼らに負けず劣らずの成績を残している。
7位:斉藤光毅(さいとう・こうき)
生年月日:2001年8月10日 所属クラブ:クイーンズ・パーク・レンジャーズ(イングランド) 市場価値:400万ユーロ(約6億4000万円) 24/25シーズン成績:9試合0ゴール1アシスト 市場価値ランキング7位にランクインしたのは斉藤光毅だ。今季からイングランド2部のクイーンズ・パーク・レンジャーズ(QPR)でプレーしている同選手の市場価値は、400万ユーロ(約6億4000万円)となっている。 横浜FCからクラブ史上最年少の16歳11ヶ月でJリーグデビューを果たした斉藤は、2020年にJ1リーグ戦で32試合3ゴール3アシストを記録し、ベルギーのロンメルへと加入。22/23シーズンには期限付き移籍で加入したスパルタ・ロッテルダムでリーグ戦7ゴール5アシストの好成績を残し、エールディビジで自身の才能を見せつけている。 今年8月にはパリオリンピック(五輪)サッカー男子の日本代表にも選出された。背番号10を背負い、グループステージ初戦のパラグアイ戦では2アシストを記録。抜群のドリブルで何度も決定機を作り出し、左サイドを支配していた。 パリ五輪終了後はQPRへと期限付き移籍で加入。加入直後に行われたシェフィールド・ユナイテッドとの一戦では、昨季プレミアリーグに所属していたクラブ相手にいきなりアシストを記録している。U-23日本代表で主力として活躍し、欧州でも一定の成績を残している斉藤は、そう遠くないうちにA代表に選出されるだろう。