「週1でアメリカ?」多忙な28歳・航空会社勤務の砂時計ボディ ボディコンテスト日本大会で上位入賞
航空会社勤務として、週に1回、計月4回のアメリカ渡航。こんなハードな環境化でもボディメイクを続け、サマー・スタイル・アワードの日本大会で上位入賞を続ける選手がいる。赤西麗美(あかにし・れみ/28)さんは週に2、3回しかまともにトレーニングできない環境化でも砂時計のようなメリハリある身体を作り上げてきた。 【写真】赤西麗美さんの「砂時計」ボディ
2024年シーズン、赤西さんは夏のプロ選3位、Jクラシック2位、冬のプロ選4位と、トップ選手の一角として活躍を見せた。 「今年の順位は、正直言って自分の環境や生活を考えれば妥当なのかなと思います。仕事とのバランスを取るのがハードで、思うように準備ができないことも多かったので」 赤西さんは客室乗務員として多忙を極める日々を送る。週に1回アメリカへ飛び、それも西海岸と東海岸を月に2回ずつで、単純な業務量や時差の関係もあって疲労が溜まりやすい環境だったという。 「アメリカでも可能な限り湯船に浸かり、むくみを取る努力をしました。睡眠時間はデフォルトで4時間ほどですが、寝れるときは8~10時間確保しました。食事面ではトマトやきゅうりを食べるなどの浮腫み対策を行いました」 トレーニング面では、2024年シーズンは「効かせるトレーニング」に取り組み始めたという赤西さん。トレーナーに相談しつつ、効かせる部位を意識するアプローチを取り入れたことで、トレーニングの質が向上した。トレーニングは週に2、3回しかできなかったと言うが、少ないトレーニング時間でもトップクラスの結果を出すことができた要因はトレーニングの質の向上にあるのだろう。 「トレーニング中も頭を使って、どこに負荷がかかっているかを確認しながらトレーニングしてきました。これまではトレーナーさんをつけていなかったのですが、2024年は都度トレーナーさんに相談しながら、少ないトレーニング時間でも効果的に成長させる方法を習いました」 また、食事面でも試行錯誤を重ねてきた。アメリカ滞在中にはホールフーズのサラダバーでヘルシーな食材を選び、白米の代わりに芋類を摂取するなど工夫を凝らしてきた。 「これまでと変えたことは、機内食を我慢しなくなったこと。極力ストレスを減らす方向に切り替えました。魚料理が余っていたら積極的に選ぶようにしていました。特にサーモンの油が身体に合っているようで、肌の調子が良くて元気になるんです」 赤西さんが目指す理想の身体は、女性らしさを持ちながらメリハリのある「砂時計」のようなシルエット。ウエストの絞りと丸みのあるヒップ、凹凸感を重視したボディメイクを追求している。 「ビューティーフィットネスモデルと聞いたら私の名前や顔を浮かべてもらえるような、そんな存在になりたいです!」
【SSAアンチドーピング活動】SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。