2024年F1第17戦アゼルバイジャンGP予選トップ10ドライバーコメント(2)
2024年F1第17戦アゼルバイジャンGPの予選が行われ、ポールポジション~5番手に入ったドライバーたちが土曜日を振り返った。ポールポジション~5番手に入ったドライバーはシャルル・ルクレール(フェラーリ)、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)、カルロス・サインツ(フェラーリ)、セルジオ・ペレス(レッドブル)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)だ。 【写真】2024年F1第17戦アゼルバイジャンGP 予選4番手のセルジオ・ペレス(レッドブル) ■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム) 予選 5番手 自分の予選ラップにはかなり満足している。すべてが力強く感じられたものの、残念ながらポールポジションを争うペースはなかった。FP3ではトップタイムだったけど、これはセッションの最後の最後に出したものだったから、ちょっと担がれているようなものだとわかっていた。僕たちとしては、トップ3から外れたところで争うことになると予想していた。だから、3番手からコンマ5秒も離されたことには少し不満だけど、5番手はスタート位置としては悪くない。 フェラーリはいつもストリートサーキットで速く、今日もまたそれが証明された。明日、彼らと勝利をかけたレースができるとは思っていないけど、表彰台を争えることを望んでいる。 ■セルジオ・ペレス(オラクル・レッドブル・レーシング) 予選 4番手 予選を終えた今、複雑な気分だ。2番手は可能だったと思うんだ。でもセクター2で少し遅れてしまい、完璧なラップをまとめることができなかった。それに、今日のフェラーリはものすごく速かった。 僕たちは、ダウンフォースレベルに関して、他車の大半と全く異なる戦略を採っている。それが明日のレースで助けになるかどうかを見てみよう。ファーストスティントで間違いなく強さを発揮できると思うよ。 あとは、どれだけポジションを上げていけるかにかかっている。全力で走るつもりだし、レースで強さを発揮できることを期待している。優勝争いに加わることができれば、良い週末になるはずだ。 ここはお気に入りのサーキットで、いつも良い成績を挙げてきた。でもそれ以上に重要なのは、僕たちが、今シーズンの大部分よりも、今回はるかに良い状態にあることだと思う。 チームは正しい方向に進んでいるし、開発の方向性が明確になっている。もっとパフォーマンスが必要だから、次のシンガポールに向けて、さらに前進できればと思う。 ■カルロス・サインツ(スクーデリア・フェラーリ) 予選 3番手 堅実な予選で、セッションが進むにつれて、自信を深めることができた。Q1はあまりスムーズではなかったけれど、Q2が順調にいったことが助けになり、Q3の最後の2回の走行に向けて良い備えができた。 最後のアタックラップでは、セクター2でミスをしたことで代償を払うことになったが、全体的に見て、2台とも明日戦うために有利な位置を確保できたからよかった。 これからレースに向けて徹底的に準備を整える。良いスタートと、特にタイヤマネジメントが鍵になるだろう。さあ、レースだ! ■オスカー・ピアストリ(マクラーレン・フォーミュラ1チーム) 予選 2番手 2番手からスタートできるのはうれしいね。ここはコミットメントが報われるコースだ。最後のアタックラップでは、自分には失うものがそれほど多くないと分かっていたから、ベストの結果を出すために、マシンのポテンシャルを最大限に引き出そうとして、それに成功したと思う。理想よりもウォールに近付きすぎてしまったけれど、Q3での自分のパフォーマンスに大満足だ。 このスターティングポジションなら、レースに向けて楽観的に考えることができる。僕たちのペースは良いけれど、フェラーリも遅くはないから、エキサイティングなレースになるだろう。明日、何ができるか確認するのが楽しみだ。 ■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ) 予選 1番手 今日のラップには満足している。僕にとって、このコースはいつでも快適に走れる場所なんだ。今週末も、最初からマシンに良い感触を持っていた。 セットアップは、FP1からほとんど変更していない。それはめったにあることではないから、自信を持っていいと分かっていた。 明日は長いレースになり、タイヤマネジンメントが鍵になるだろう。そこに集中して、全力を尽くし、チームのために再び勝利を持ち帰りたい。 [オートスポーツweb 2024年09月15日]