下戸な私は、居酒屋で「水」しか飲まない代わりに料理を「5品」頼むようにしています。お酒を飲まない客は店にとって「迷惑」なのでしょうか?
居酒屋に行く方のなかには、お酒が目当てではなく料理を楽しみたい方もいるでしょう。しかし、「居酒屋」なので、お酒を頼まなければいけないのではと不安になるケースもあるかもしれません。 基本的には、料理だけ頼んでいても問題はありません。今回は、居酒屋で料理だけを楽しんでいいのか、また居酒屋の利益などについてご紹介します。 ▼夫婦2人で「6缶パック」のビールを1週間で消費! これって飲みすぎ? 健康のためにもやめるべき?
お酒が飲めなくても居酒屋に行っていい
「居酒屋に行ったらお酒を頼まなければならない」といった法律はないでしょう。そのため、法的な問題はありません。また、「お酒が飲める人も飲めない人も一緒に楽しむ」といった考え方が広がってきており、グループで居酒屋へ行って自分だけ飲まない状況も珍しくはないでしょう。 お酒を飲まずに居酒屋を楽しむことは、メリットも少なくありません。まず、アルコールが入らないため純粋に料理を楽しめます。お酒が回ると味が分かりにくくなるケースがありますが、お水やソフトドリンクだけなら問題ないでしょう。 また、グループできたときは、しらふの状態でまじめな話ができます。お酒が入った状態だと翌日に忘れてしまう方もいるでしょう。お酒を飲んでいなければ、話す側も聞く側も忘れられるリスクなく話し合いができます。
お酒を頼まないと店に利益は出ない?
収益の面で見ると、お酒を頼んでもらったほうがうれしいと感じる居酒屋はあると考えられます。商品やメーカーにもよりますが、サワーや焼酎の原価率は10~25%程度とされています。一方、料理の原価率の目安は25~40%です。 料理は種類によって原価率も大きく変わりますが、一般的にはお酒のほうが店の利益は多く出るでしょう。例えば、原価率20%のレモンサワーを350円で売ったとすると、店の利益は280円です。しかし、同じ350円でも原価率40%の料理になると、利益は210円になります。同じ商品が10回注文されたとすると利益の差は700円、それが10日続けば7000円です。 そのため、もし店の利益が気になる場合は、原価率の低い商品も注文するといいでしょう。居酒屋の場合、ソフトドリンクは原価率が低いケースがあるので、水だけを頼むのではなく、ウーロン茶やオレンジジュースなども飲むことがおすすめです。
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