【天皇賞・春 GI血ェック】京都施行時はディープ産駒が3連覇中! サリエラが1953年以来の牝馬Vだ
京都開催の2014~20、23年は馬券圏内24頭全てが父サンデーサイレンス(SS)系。また勝ち馬8頭中5頭は母の父がノーザンダンサー(ND)系だった。 ナンバーワン評価はサリエラだ。ディープインパクト産駒は2019、20年フィエールマン、23年ジャスティンパレスと京都開催の当レースで3連覇中。母の父はND系のロミタスで、このレースと相性抜群の血統構成だ。芝11ハロンの独オークスを制した母サロミナからスタミナを受け継いでおり、全姉サラキアが5歳時にエリザベス女王杯、有馬記念で連続2着と成長力を備えている点も魅力。1953年レダ以来の牝馬Vが期待できる。 ディープボンドは父がSS系のキズナで、母の父はND系のキングヘイロー。3年連続2着という自身の戦歴が示すように、16ハロンに適した血統だ。 前記期間の京都施行時は、父ミスタープロスペクター系が【0・0・0・22】と〝全滅〟状態。昨年は1番人気に推されたドゥラメンテ産駒のタイトルホルダーが競走中止に終わった。同産駒のドゥレッツァや、リオンディーズ産駒のテーオーロイヤルにとっては気掛かりなデータだ。