枯らす方が難しい⁉水に挿しておくだけでお世話がいい加減でも元気に育ち、増やすのも簡単、最も初心者向けの観葉植物といえば…
観葉植物のなかで最も手入れが簡単なのは、間違いなく学名エピプレムヌム・アウレウス、つまりポトスです。ポトスは時々水をやるのを忘れてしまうなど、多少世話がいい加減になっても元気に育つので、植物を育て始めたばかりの人にぴったりの植物。 【写真集】驚くほど簡単…!ポトスの水耕栽培方法のコツと上手な増やし方 実際に、ポトスを枯らすのは難しく、ダメになるのは水をやりすぎてしまった場合くらいです。そんなポトスの増やし方と室内で育てるのにぴったりの水耕栽培のコツをお伝えしましょう。きっと明日からポトスを育てたくなるはずですよ!
ポトスの基本知識
ポトスの原産地はソロモン諸島。明るい間接光が当たる場所を好み、成長が早いことで知られています。 直射日光が当たる場所に置くと葉が日焼けしてしまう場合があるので注意が必要ですが、適度な明るさであればほとんど問題なく育ちます。 弱い光しか当たらない環境にもよく適応し、リビングルームのテーブルや仕事場の机のうえでもすくすく育つことでしょう。ポトスの鉢がもっとほしい、できれば無料でと思っている人には朗報があります。ポトスの株を増やすのはとても簡単なのです。 初心者でも自宅用に新しい鉢をつくったり、友人と交換したりできます。またひょろっと細くなってきてしまったポトスも、そこから新しいポトスの株を増やすと元気を取り戻します。
ポトスは水やりの間に少し土が乾くのを好むので、水を与える前に鉢に指を差し込んでどれくらい乾いているか確認してください。指に土がつくようであれば数日待ち、改めて試してみましょう。 ポトスは多くの種類が蔓性で、鉢から美しく垂れ下がるのが特徴です。モスポールなどを与えるとほとんどの種類はその支柱を登っていきます。 最も一般的な品種はゴールデンポトス。 どこにでも売られていますが、近年はクリーム色をはじめバラエティに富んだカラーの新しい種類のものがいろいろ登場しています。ポトスには新たな美しい世界が広がっているのです。 唯一の注意点はこの植物が犬や猫に有毒であること。あなたの愛するペットたちが食べてしまわないよう、気をつけてください。それでは早速ポトスの株の増やし方を見てみましょう。