日経平均株価、終値は107円高…午後に上げ幅を縮める
15日の東京株式市場で、日経平均株価(225種)の終値は、前日比107円21銭高の3万8642円91銭だった。4営業日ぶりに値上がりした。
為替相場が円安・ドル高基調で推移しており、円換算で海外業績が伸びる自動車株が値上がりした。長期金利が上昇し、融資や運用益の増加が期待される銀行や保険銘柄も高かった。日経平均が前日まで3日間で約1000円値下がりした反動で買いが広がりやすかった。一方、週末を前に積極的な取引が控えられ、日経平均は午後に上げ幅を縮めた。
東証株価指数(TOPIX)は10・42ポイント高い2711・64。