日本人の失明原因「緑内障」予防に食べるといいもの。目は脳の一部
毎日の食事に食物繊維をプラスしよう
腸内環境を整えるためには、よい働きをする善玉菌を増やす必要があります。乳酸菌、ビフィズス菌、酪酸菌などがありますが、なかでも酪酸菌は腸内の主要なエネルギー源である酪酸を生成します。これが免疫系にも作用して制御性T細胞という免疫を調節する細胞を増やして、免疫の過剰反応、すなわちアレルギー反応が起こらないようにする働きがあります。 酪酸菌のような善玉菌は、食物繊維の多い食事をとったり、運動することによって体内で増えていきます。逆に高脂肪食や飲酒、ストレスで減ってしまうとされます。 毎日の食事に食物繊維をプラスするだけでも、腸内環境によい影響があります。食物繊維は人の消化酵素で分解されないのですが、腸内細菌の栄養となります。発酵分解されることで乳酸、酢酸、酪酸が生成され、腸内環境が良好に保たれるのです。 すると「リーキーガット」のような炎症を起こす状態も改善され、脳や目にも良い体内環境が保たれるのです。
ESSEonline編集部