AIとビッグデータでESG指標を可視化、『aiESG Flow』β版リリース
AIとビッグデータを駆使してESG指標を視覚化し、サプライチェーン情報の把握と開示を支援する新サービス『aiESG Flow』β版が株式会社aiESGから登場。 【もっと写真を見る】
aiESGは、AIとビッグデータを駆使して製品ごとのESG(環境・社会・ガバナンス)指標を評価する新サービス『aiESG Flow(アイエスジーフロー)』β版の提供を11月1日より開始した。 aiESG Flowは、企業のサプライチェーン分析や報告業務を簡略化するために設計されたサービスだ。九州大学馬奈木研究室の研究に基づき、AIとビッグデータを組み合わせ、定量化が困難であった人権デューデリジェンス(人権DD)を含むESG指標の可視化を可能にしたという。これにより、企業はESG観点での優位性を明確に示すことができ、情報把握や開示業務の負担を軽減することが期待される。 このサービスの大きなポイントは、製品ごとにサプライチェーンを登録・管理できるダッシュボードを持ち、ESG評価を行う唯一のサービスである点だ。データは産業平均比較の指標を用いて絶対値・相対値として可視化され、リスクレベルや指標データが一目で把握できるようになっている。また、ESG専門家によるフォローアップ体制も整備されており、情報開示にかかる工数削減に貢献するという。 aiESG Flowβ版の運用を通して2025年上期の正式版リリースを目指し、より多くの企業のESG対策支援を行う予定だ。 「ASCII STARTUPウィークリーレビュー」配信のご案内 ASCII STARTUPでは、「ASCII STARTUPウィークリーレビュー」と題したメールマガジンにて、国内最先端のスタートアップ情報、イベントレポート、関連するエコシステム識者などの取材成果を毎週月曜に配信しています。興味がある方は、以下の登録フォームボタンをクリックいただき、メールアドレスの設定をお願いいたします。 文● さとまさ 編集⚫︎ASCII