東北の3校目は学法石川 東北大会の成績を評価 センバツ選考経過
◇選抜高校野球大会選考委員会(26日) ◇東北地区の選考経過(3枠) ▽選出校=八戸学院光星(青森)、青森山田、学法石川(福島) 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 昨秋の東北大会の決勝に進んだ2チームがまず選ばれた。優勝した青森山田は投手層の厚さが際立った。準決勝を完封した関浩一郎、決勝で無安打無得点試合を達成した桜田朔の両右腕に安定感がある。打線も切れ目がなく、攻守のバランスがいいと評価された。 準優勝の八戸学院光星は140キロ台後半の速球を誇り、甲子園経験のある左腕・洗平(あらいだい)比呂の投球が高い評価を得た。失策が少ない堅実な守備も光った。 3枠目は4強の学法石川と一関学院(岩手)を比較し、福島3位校ながら他県の1位校を次々と破った学法石川を選出した。試合ごとに成長を見せた左腕・佐藤翼、捕手も務める大栄利哉の両1年生投手も評価された。