海遊館で「ミナミイワトビペンギン」の雛が誕生、すくすく成長中
大阪の水族館「海遊館」(大阪市港区)で6月4日、「ミナミイワトビペンギン」の雛が誕生。これに伴い、朝の体重測定の様子を見ることができる特別イベントが開催される。 【写真】親鳥のお腹からヒョコッ ペンギンのなかでも小型の種で、岩場を飛び跳ねて移動することから名が付いたミナミイワトビペンギン。目の上の黄色い冠羽が特徴でSNSでは「ロックな雰囲気」「イケメン」とファンが多い一方、個体数は年々減少傾向にある。海遊館では2011年から同ペンギンの研究が開始され、2016年には液状保存精子を用いた人工授精に世界で初めて成功した。 今回誕生した雛は、孵化直後の体重が63.8gで、性別は不明。現在は親鳥が子育てをしており、時折、雛に口移しで餌を与えるなどの様子を見ることが出来る。6月10日時点で約177gと順調に成長しており、飼育員は毎朝の体重測定や観察で健康状態をチェックしながら、子育てを見守っているという。 今回の誕生に伴い、6月15日~7月20日の各土曜日に、通常は営業時間前に実施している体重測定を、飼育員の解説付きで公開実施する特別イベント「のびのびイワトビ!」(有料)を開催。イベント申し込み方法など、詳しく公式サイトをチェック。