【高校サッカー山梨全力応援】最高の仲間と再び全国の頂点へ「山梨学院」を応援したい5つのこと
日本のほぼ真ん中にある山梨県。世界文化遺産、富士山を代表とする豊かな自然が魅力です。 さらに、ブドウ・モモ・スモモは日本一の生産量を誇り、フルーツ王国としても広く知られています。 その県庁所在地・甲府市に校舎を構えるのが、12月28日に開幕する第103回全国高校サッカー選手権大会に山梨代表として出場する山梨学院です。 12月29日の全国大会1回戦では、兵庫代表の滝川第二とニッパツ三ツ沢球技場で対戦しますが、その山梨代表・山梨学院の応援したくなる5つのポイントを紹介します。
1.県内屈指のスポーツ新興校
昨春の第95回記念選抜高等学校野球大会で優勝した野球部のOBには、2024年に日本ハムに入団した宮崎一樹外野手や、巨人で活躍した松本哲也さんら。リオデジャネイロ五輪の競泳銅メダリスト江原騎士さんを輩出するなど、さまざまなスポーツに力を注いでいます。
2.数々のプロ選手を輩出
夏のインターハイと冬の選手権を合わせて3度の日本一に輝いたサッカー部。 日本代表として活躍する前田大然選手(スコットランド・セルティックFC)や白崎凌兵選手(FC町田ゼルビア)、宮崎純真選手(ヴァンフォーレ甲府)など数多くのプロを輩出してきました。 第99回全国高校サッカー選手権大会では、青森山田や昌平など強豪校を次々と撃破し2度目の選手権優勝を飾りましたが、その優勝メンバーも続々とJリーガーに。ゴールキーパーで主将を務めた「日本一の原動力」熊倉匠選手は鹿児島ユナイテッドFCへ、センターバックの一瀬大寿選手は大学3年時に地元のヴァンフォーレ甲府加入内定をつかみ取り、既にJリーグデビューも果たしています。そして、一瀬選手の相方だったセンターバックの板倉健太選手は水戸ホーリーホックへ加入。Jリーグの舞台での対戦が熱望されます。
3.前回大会の悔しさ糧に全国切符
第102回全国高校サッカー選手権大会山梨準決勝。山梨学院は、スタメンに2年生が多く名を連ねる中、シュートを14本放つものの0対1で敗れ、ベスト4で涙をのみました。 その悔しさを忘れないために、寮には当時の新聞記事が掲げられています。当時、スタメン出場した鈴木琉斗選手は「(記事を)もう正直見たくないぐらい、悔しすぎて。あの負けから学んだことはたくさんあった。もう一度、全国に出る思いでずっと練習してきた」と振り返ります。 前回大会の雪辱をかけた一戦は2点を先行される苦しい展開となりましたが、そこから途中出場の速水仁選手が1点を返し、さらに後半アディショナルタイムに途中出場の関塚力登選手が2点を奪い劇的勝利。その勢いのまま、決勝も2対1で東海大甲府を下し、選手権全国大会への出場を成し遂げました。