【高校サッカー山梨全力応援】最高の仲間と再び全国の頂点へ「山梨学院」を応援したい5つのこと
4.伝統の堅守速攻を進化させたスタイル
「3年生はすごく力を持っている選手が多い。テクニック・スピード・高さ、いろんなタイプの選手がいて、相手に合わせて変えることができるのも強みの1つ」。就任2年目の岩永将監督も手応えを口にする今年は、山梨学院伝統の「堅守速攻」をベースに、ボールをつなぐことも得意とするチームです。 2024年の県内主要4大会のうち3つを制覇し、プリンスリーグ関東1部昇格も果たしました。 選手権全国大会でも「ここまで積み上げたものを全部出し切って暴れてほしい」と岩永監督も期待を寄せます。
5.山田主将とまた一緒にサッカーがしたい
2大会ぶり10度目の全国選手権出場への原動力となったのが、山梨大会初戦の直前に戦列を離れたキャプテン・山田逞人選手。 全治3カ月の足の骨折に「信じられなかった。副主将としても同じポジションのライバルとしても近くで山田主将の頑張る姿を見てきた。自分が山田主将の分までやってやると思った」と副キャプテン根岸真選手が話すほど、山田選手は仲間から信頼されています。 全国の切符を懸けた決勝では「ゴールを決めたら絶対に(山田)逞人のところに行く」と話していた親友の小河原瑛太選手が、勝ち越しゴール決め、約束通り山田選手と抱き合うシーンも。 親友の有言実行に山田選手は「本当に点を取ってくると思っていた。すごくかっこよかった」と笑顔を見せます。 選手権全国大会の登録メンバー30人にも選ばれた山田選手は「みんなの気持ちに応えたい。スタメン出場が自分の目標の一つで、きついかもしれないが目指して頑張る。しっかり恩返しができるように優勝という結果を残したい」と全国大会へ闘志を燃やしています。 山梨学院の初戦は12月29日に行われる滝川第二との1回戦。 4度目の日本一へ、最高の仲間と全力プレーを見せてくれるはずです。 (取材・文 高校サッカー選手権民放43 社 山梨放送)