空前の「MAX」ブーム到来 コスパのいい“やさしさ”はどれだ? 中古リサーチ
人気のMAXドライバーの中古相場は
売上好調なピン「G430 MAX 10K」(2024年)は6万円前半からと中古市場で高価。「G430 MAX」(2023年)、テーラーメイド「Qi10 MAX」(2024年)やキャロウェイゴルフ 「パラダイム Ai スモーク MAX」(2024年)も5万円前半からとまだまだ人気は高い。 プロギア「RS MAX」(2024年)、ブリヂストン「B3 MAX」(2024年)はどちらもつかまりが良くヘッドも重すぎない。“日本のゴルファーにとってのMAX”を狙っているのが分かる。こちらも5万円台前半が相場だ。
お手頃価格でMAXを手に入れたいゴルファーに
MAXドライバーを安価で手に入れたいゴルファーにはまず、ピン「G425 MAX」(2020年)をおススメしよう。球が上がりやすく、スピンも適度に入るので安心感がある。音が個性的だが2万円台後半とお求めやすい。 テーラーメイド「SIM2 MAX」(2021年)の価格も落ち着き、2万円台前半から見つかるようになった。同社で最後になるかもしれない(?)チタンフェースドライバーという視点もある。
“隠れMAX”ドライバーを探せ
今でこそMAXというネーミングが熱いが、ブーム以前にも似たコンセプトを持つモデルはある。ヤマハ「RMX 220」(2020年)は、慣性モーメントで限界値に挑戦したモデル。フェースも少しオフセットさせてつかまり具合を向上させ、ヘッドも約195gと軽めだった。中古で1万円台前半、カスタムシャフト装着モデルでも1万円台中盤とコスパはかなり高い。 グローブライド「オノフ 赤 RD5900」(2020年)もオススメ。慣性モーメントはMAXで、ヘッドも軽めでボールもつかまる。意外と低重心で飛距離性能も高い。可変スリーブではないのでシャフトとの相性を気にする必要があるが、1万円台中盤で見つかるだろう。 「やさしさMAX」なドライバーはヘッドスピードや持ち球によって、やさしは変わってくる。「お財布へのやさしさMAX」なドライバーもある。アナタにとって魅力MAXなドライバーを探してみよう。(文・田島基晴)