レギュラー放送終了から8カ月、TBS系「世界ふしぎ発見!」3時間大型特番でカムバック、11月9日放送決定、取材会で草野仁、黒柳徹子ら久々の番組に感激
フリーキャスター草野仁(80)、女優黒柳徹子(91)、俳優野々村真(60)、フリーアナウンサー石井亮次(47)らがこのほど、11月9日に放送が決定したTBS系「世界ふしぎ発見!3時間スペシャル」(午後7時)の取材会に出席、今年3月末でレギュラー放送が終了した38年間、放送回数1722回に及んだ人気番組の約8カ月ぶりのカムバックに意気込みを語った。 「歴史と遊ぶ」をテーマに世界の不思議をミステリーハンターたちが追い求め、クイズで不思議を解き明かしてきた長寿番組。今回の大型特番のテーマは「伝説のミステリー」。古代エジプトの「ツタンカーメン王と死の真相」の謎を解くカギと注目されるものの未発見の「ツタンカーメンの王妃」をめぐる不思議に貴重映像とともに迫っていく。 昨年、スタート当初から担当した司会を石井に引き継ぎ、クイズマスターとなった草野は「38年間チームワークが乱れることなく続き、各地での取材も事故に巻き込まれることなく続いたことは最高。今回、特番で続けたいという話を聞いていたので不倫しないように気をつけていた」と周囲を驚かせた。すぐさま草野は「ジョーク、ジョーク(笑)」と笑い飛ばした。 黒柳は「(番組の収録のある日は)いつも楽しくて『きょうはふしぎ発見だ!』と家を出る日でした」と振り返り、この日の収録でも「スタジオに入ってとてもうれしかった。ゲスト解答者の皆さんもとても感じ良くて…」と語った。これに解答者で出演したお笑いコンビ「ますだおかだ」の岡田圭右(55)は「感じ悪いと出られません」と重ね、笑いを呼んだ。 司会を務めた石井は「(草野、黒柳という)大司会者に囲まれるパワースポットを8カ月ぶりに味わった。パワーを得ました」と感慨深げに語った。22歳から出演している野々村も「8カ月たって皆さんの顔を見たら同窓会のような気持ちでできました」と久々の特番の印象を明かした。 草野は視聴者に向け「『番組の第二章が始まる』と石井さんに言われた。今のテレビの視聴者層を広げるため死力を尽くしてご覧になった人に合格点をもらいたい」とあらためて番組への決意を語った。 特番にはデーモン閣下、西川貴教(54)らも出演する。
中日スポーツ