英国マクドナルドをハラスメントで提訴 若手労働者700人超
【AFP=時事】英法律事務所リー・デイは7日、米ファストフード大手マクドナルドの英国事業運営会社を相手取り、若手従業員700人以上が各種のハラスメント(嫌がらせ)を受けたとして集団提訴したことを明らかにした。訴えたのは勤務時に20歳未満だった現・元従業員で、損害賠償の支払いを求めている。 【写真】「マクドナルドは絶対腐らない」、10年前購入のハンバーガーをライブ配信 アイスランド リー・デイは報道発表文で、ハラスメントには450超の店舗が関与したとし、被害者は「差別、ホモフォビア(同性愛嫌悪)、人種差別、エイブルイズム(非障害者優先主義)、ハラスメント」に遭ったとしている。 「マネジャーやクルーメンバーのホモフォビア的な発言に対処しなければならなかった」と語る、19歳の従業員は「マネジャーは、対処できないなら仕事を辞めるべきだと話した」と振り返っている。性的関係を繰り返し求められたり、勤務中にマネジャーに体を触られたりしたケースも報告されている。 マクドナルドの英国事業をめぐっては、2023年にハラスメント行為の横行が報じられている。【翻訳編集】 AFPBB News