画像はイメージです（画像：PIXTA）

　日々食卓に並ぶ「野菜」は、季節や天候の変動などを受け、取引される値段が変わってきます。割安に感じることもあれば、少し手を出しにくいと感じることもありますよね。 【画像：「市場で値下がりした野菜ランキングトップ15」を見る】 　そこで今回は、農林水産省が発表している「青果物卸売市場調査」より、12月12日時点・全国のデータで値上がりしている野菜、値下がりしている野菜をピックアップしてみていきましょう。 ▼▲本記事は制作段階でChatGPT等の生成系AIサービスを利用していますが、文責は編集部に帰属します。 ※記事作成に使用したデータは青果物卸売市場調査をもとにしたものであり、実際の小売店での価格の動きとは必ずしも連動するものではありません。

●価格が下がっている野菜は「たけのこ」「スイートコーン」

　1位は「たけのこ」で、前日比75.5%の大幅な下落が見られました。出荷数量は674kgで、前日比135.9%と大幅な増加が確認され、特に京都（186kg）や鹿児島（127kg）からの出荷が多く、市場の供給過多が価格下落の要因と考えられます。 　2位は「スイートコーン」で、前日比78.6%の下落となりました。出荷数量は167kgで、前日比43.7%の減少にもかかわらず価格が下落しています。主な供給地は徳島（92kg）と沖縄（75kg）ですが、需要の低下が市場価格を押し下げた可能性があります。

●価格が上がっている野菜は「えだまめ」「ししとう」

　最も上昇したのは「えだまめ」で、前日比113.7%の価格上昇を記録しました。総出荷数量は1,071kgで、前日比353.5%と大幅に増加しましたが、主な供給地である沖縄（420kg）、静岡（371kg）、山形（175kg）からの出荷でも需要を満たせなかったため、価格が急騰したと見られます。 　次に上昇したのは「ししとう」で、前日比111.7%の上昇となりました。出荷数量は7,889kgで、前日比94.5%とわずかに減少しました。主要産地の高知県（6,336kg）からの供給が市場の需要に追いつかず、価格の上昇を引き起こしたと考えられます。