臭い排水口は、ひと晩つけおきする「だけ」。がんばらない夏の家事
暑い夏はとくに汗をかく掃除はしたくないもの…。しかし気温が高い夏こそ掃除はラクできるそう。キッチンなどの油汚れは強い洗剤を使うよりも、じつは温度を上げる方がよく落ちます。そこで今回は重曹や酸素系漂白剤を使った簡単にできる掃除方法を、ナチュラルクリーニング講師の本橋ひろえさんに教えてもらいました。
排水口のイヤなにおいはひと晩つけおきする「だけ」
キッチンの排水トラップにたまった水の中で雑菌が繁殖している可能性大! 「排水口カバーを外してマグカップ用のシリコンフタで排水口に栓をし、60℃のお湯と酸素系漂白剤を小さじ1~2をためてひと晩つけおきを」
換気扇は夏の間に1回「だけ」掃除する
キッチンの油くささやベタつきは、換気扇の掃除不足が原因。 「シンクに60℃の湯をため、大さじ2~3の酸素系漂白剤を溶かして部品をつけおいて。触れる温度になったらこすり洗いを」(本橋さん、以下同)
スポンジは乾きやすいメッシュタイプに
どれだけ気をつけていても、汚れを落とすはずの食器用スポンジが雑菌まみれの可能性も。 「使い終わったらしっかりすすぎ、水気をきることが重要。目が粗く、乾きやすいメッシュクロス型なら清潔な状態をキープできます」
生ゴミは濡らさない「だけ」でにおいの防止に
生ゴミのイヤなにおいは、生ゴミの中に含まれた水分のせいで腐敗がすすむことが原因。 「つまり、なるべくゴミを濡らさないことが重要。梱包材や新聞紙で包めば、水分が吸収されて、においの発生を少しでも遅らせることができます」 ※ 酸素系の漂白剤を使うときは表示に従い、必ずゴム手袋をはめ、換気扇を回しましょう。また、特集内で紹介している洗剤のなかには、建材や設備機器、家具によっては使用できないものが含まれている場合があります。建材や設備機器の取り扱い説明書、また洗剤の注意書きを確認してから使用してください。
ESSE編集部