【別府競輪・GⅢナイター】海老根恵太 展開向かずもツキには恵まれる
<13日・別府競輪・3日目> 【記者コラム・造田大の大勝負】 海老根恵太がツキを生かす。今大会は先月、富山FⅠでの落車負傷からの復帰節だ。「富山の落車で肺挫傷に。少量ですが血を吐いたし入院もした。この姿を見たら、息子は競輪をやりたくないでしょうね」 息子とは、現在は社会人野球のSUBARUで活躍する優大選手のこと。「すごく野球が好きで、一生携わりたいと言っているくらい。競輪に来ることはなさそうですね」。親子関係は良好で、群馬まで行って、息子の試合を観戦することもあれば、その逆もあるという。「前橋でのレースは見に来てくれましたよ。その時は展開が向かなくてダメでした(笑)」 今節も展開に恵まれず、苦しい成績が続く。だが、準決で失格者が出たことにより、最終日は一般戦を走る予定だったが、選抜戦に繰り上がった。「運は向いていますね。点数的にもありがたい」。このチャンスをものにしてみせる。▼8Rで海老根は木村弘をマーク。ライン3番手を神山雄一郎が固める構成。木村の積極策が濃厚で、海老根に好機到来。レジェンド決着に期待だ。3―7―1589。 ▼6R(佐藤愼太郎) 池野健太が主導権を取りそう。番手の古賀勝大が早めにかわしにいけば、佐藤が伸びてアタマ取り。7―24―123459。