【JRA賞】馬事文化賞は〝初老ジャパン〟ことパリ五輪総合馬術団体日本代表に決定! 人馬に授賞
JRAは7日、「2024年度JRA賞馬事文化賞選考委員会」を開き、パリ2024オリンピック総合馬術団体日本代表(大岩義明氏&MGHグラフトンストリート号、北島隆三氏&セカティンカJRA号、田中利幸氏&ジェファーソンJRA号、戸本一真氏&ヴィンシーJRA号)を受賞者と決定した。 パリ五輪の総合馬術団体で、馬術競技では日本に92年ぶりのメダルをもたらした〝初老ジャパン〟。今回の銅メダル獲得が「日本馬術界において快挙であり、さらに4人馬が協力してさまざまな危機を乗り越えて戦い抜き、多くの人々に感動を与えたことにより、馬術競技の魅力を広く伝えられた」ことが評価された。 馬事文化賞は、当該年度において文学、評論、美術、映画、音楽、写真、公演、催事、テレビ番組等を通じ、馬事文化の発展に特に顕著な功績のあった者に授与される。 【受賞者コメント】 大岩義明氏「年度代表馬や最優秀マイラー、最優秀スプリンターなど、昔ゲームで一生懸命取ろうと思った賞と一緒に表彰されるこの馬事文化賞、このような賞をまさか自分たちがいただけるとは思ってもいませんでした。たくさんの方に導いていただきここまで来ました。感謝の気持ちでいっぱいです。馬と気持ちを一つにできたときの喜びをもっとたくさんの方に感じていただけるように、引き続き馬文化の浸透に貢献していきたいと思います」 北島隆三氏「このような素晴らしい賞をいただきありがとうございます。たくさんの方々に支えられてメダルまでたどり着きましたので、これからは今まで以上に日本の馬術界、馬術産業を盛り上げていけるように意欲的に活動していきたいと思っています。2025年シーズンはイギリスでの活動を継続し、ロサンゼルスオリンピックを目指して頑張ります」 田中利幸氏「JRA賞馬事文化賞をいただくことができ光栄です。メダルを獲れたのもチーム一丸となって臨んだ結果で、一人だけの力だけではありません。JRAをはじめ多くの方々のサポートのおかげでチームがここまで強くなったと思います。支えてくださった方々、応援してくださった方々、皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです」 戸本一真氏「このたびは歴史と伝統ある賞をいただき、誠にありがとうございます。これまで海外での活動をサポートしてくださった会社の仲間、活動拠点であったイギリス現地のスタッフ、日本チームを応援してくださった全ての皆さまに感謝申し上げます。そして誰より、ベルサイユ宮殿を共に駆け抜けてくれた愛馬に感謝したいと思います」
東スポ競馬編集部