独外相「当事者間の交渉を」 パレスチナ国家承認問題で
【ベルリン共同】ドイツのベーアボック外相は22日、ノルウェー、スペイン、アイルランドがパレスチナを国家として承認することについて「『象徴的な承認』ではなく、政治的な解決が必要だ」と述べ、イスラエルとパレスチナの当事者間の交渉を呼びかけた。 ドイツはパレスチナ国家樹立によるイスラエルとの「2国家共存」を支持。ベーアボック氏は記者会見で「今この瞬間に単純な承認が平和をもたらすのであれば、世界中のどの政治家もためらわないだろう」と指摘。「政治的解決を図るために、今は具体的な措置が必要だ」と述べた。