今月いっぱいで退職します。次の仕事に就くのが1ヶ月先なのですが、健康保険や年金はどうしたらいいですか?
次の仕事に就くまで間が空く場合の年金
退職して次の仕事まで1ヶ月空く場合も、必ず国民年金に切り替える必要があります。なお、これまで扶養していた60歳未満の配偶者がいる場合は、配偶者もあわせて国民年金に加入しなくてはなりません。そのほか、配偶者が第2号被保険者(厚生年金被保険者)であれば、扶養になることも可能です。 本項では、退職してから次の仕事に就くまでの年金の手続き方法について解説します。 ■国民年金 国民年金に切り替える場合は、居住地の役所や年金事務所等で手続きしましょう。退職日が分かる証明書・マイナンバーカード・年金手帳等に記載されている年金基礎番号の分かるものを所持し、退職から14日以内に手続きしてください。 ■家族の被扶養者になる 退職して第2号被保険者(厚生年金被保険者)の被扶養者になる場合は、第3号被保険者になる手続きをします。被扶養者となる条件は以下のとおりです。 ・第2号被保険者に扶養されている配偶者 ・20歳以上60歳未満で年収が130万円未満かつ配偶者の年収の2分の1未満 扶養されることになった日から14日以内に、必要書類をそろえて配偶者の会社で手続きしましょう。
次の仕事に就くのが1ヶ月先なら健康保険と年金に加入しなくてはならない
退職後、次の仕事に就くまでに1ヶ月の期間が空くなら、自分で健康保険や年金の切り替えをしなくてはなりません。いくつかある選択肢から、自分に合ったものを選ぶとよいでしょう。 手続きは退職後14日以内にしなければならないものも多いため、早めに手続きするようにしてください。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部