日本選手団が着用する公式スポーツウエアを披露 パリ五輪開幕100日前
パリ五輪開幕100日前となった17日、東京都内で五輪とパラリンピックの日本選手団が表彰式などで着用する公式スポーツウエアがお披露目された。レスリング女子53キロ級代表の藤波朱理(20)=日体大、写真=や体操で東京五輪2冠の橋本大輝(22)=セントラルスポーツ=ら15人の選手が出席した。 ジャケットは鮮やかな赤が基調でパリの日の出をイメージしたグラデーション柄となっている。公式戦133連勝中の藤波は「ウエアを初めて着て、すごく気が引き締まる思い」と語った。 3月の練習中に右肘を脱臼。今回が手術後初の公の場だった。「順調に回復して、もうすぐ復帰。金メダルを取るための試練だと思って乗り越えて、あと100日、しっかり準備したい」と近況も報告した。 2連覇に挑む橋本は「団体総合、個人総合、種目別鉄棒で金メダルを獲得できるように」。バレーボール男子の西田有志(パナソニック)は「金メダルしか見ていない」と目を輝かせた。