棚橋弘至（左）に一騎打ちを要求する真壁刀義

　「プロレス・新日本」（６日、大田区総合体育館） 　「ＮＥＷ　ＹＥＡＲ　ＤＡＳＨ！！」が開催され、来年の１・４東京ドーム大会で引退する社長エースの棚橋弘至に、真壁刀義が一騎打ちを要求した。 【写真】グータッチを交わす棚橋弘至と真壁刀義 　この日は棚橋、矢野通、真壁、タイガーマスク組で成田蓮、高橋裕二郎、ＳＨＯ、金丸義信組と対戦。タイガーが左ハイキック、タイガードライバーからチキンウイングフェースロックを極めてＳＨＯをタップさせたが、レフェリーが金丸に気を取られて見逃し、裕二郎がベルトでタイガーを殴打してＳＨＯが３カウントを奪った。 　試合後のバックステージで、真壁は棚橋に「俺は言いたいことがあるんだ棚橋さんよう！なあ棚橋、おまえホントに引退すんだろ？それで満足か？なんかやってねえことあんだろ？何だと思う？」と問いかけ、棚橋は「真壁さんとシングルマッチです」と答えた。 　真壁は「棚橋が俺より先に引退する？クソ食らえだよそんなもんは。俺との戦いがいつになるかは分からない。今までの選手としてのプライド？そんなもんは全部ぶっ壊してやるよ！それは俺と棚橋のデビュー戦の再来だ、あれから全てが始まってんだ」と思いをぶちまけ、棚橋と真壁の一騎打ちが急浮上した。真壁は１９９９年１０月１０日の後楽園ホール大会で、棚橋のデビュー戦の相手を務めている。 　また、試合後にはＳＨＯが「おまえらみたいなド田舎出身の田舎もん３兄弟はベルトを持つ資格がねえんだ！ベルトを俺らの物にしてやる！格が違うんだオラ！」と、ＮＥＶＥＲ無差別級６人タッグ王座への挑戦を要求した。 　ちなみにＳＨＯは愛媛県宇和島市出身で、ＮＥＶＥＲ王座を保持する棚橋は岐阜県大垣市出身、矢野は東京都荒川区出身、ボルチン・オレッグはカザフスタン出身。大都会の出身者は矢野くらいだが…。