【40代・50代の睡眠改革】夜中の地震、寝室から脱出できますか?
2. 寝室に避難用具を
「避難用具はどこに置かれていますか?玄関先という方が多いのかもしれませんが、私はベッドの隙間に小さいリュックを置いています。手が届くギリギリのところにヘッドライトやホイッスル、水、サイレン付きのラジオなどが入っています。 大きなリュックではありませんが、とにかく地震発生時に必要かも?と思えるものをいくつか入れてあり、この中身もたまに出しては交換したり、買い足したりを繰り返しています。 また、今は避難所に行くより自宅が安全なら留まることも推奨されていますから、非常食などのローリングストックもしておきたいところです。 このリュックは使わないことに越したことはありませんが、暗い中で怪我なく避難するために何が必要なのか? まずはご自宅の状況を想定してみてください。普段なんでもない時だからこそ見直してみてくださいね」
【話してくれたのは】 ヨシダヨウコさん ネムリノチカラ代表。快眠コンシェルジュ。日本睡眠学会正会員。寝具店の娘として生まれ、心地よい睡眠を幼児期より体験するが、社会人になりたての頃、働きすぎで体調を崩す。また、実母の介護生活からも睡眠の重要性を再認識する。 漢方、発酵食、アロマ、呼吸、瞑想、ストレッチなどを取り入れ、日々「質の良い睡眠」を探求しながら、各方面へ発信中。代表を務めるネムリノチカラでは、企業の健康経営セミナーや個人の睡眠相談に応じるなど、睡眠全般についてのサポートを行っている。著書に『眠りのチカラ タイプ別睡眠改善&リッチ睡眠TIPS 101』(みらいパブリッシング)がある。