シャネルの中古バッグを2050ドルで買った私は、8年後に2000ドルで売った。その秘訣を共有する(海外)
ヴィンテージ・ラグジュアリーに精通するコヤアナ・レッドスター氏はリセール品のハンドバッグを愛用している。 【全画像をみる】シャネルの中古バッグを2050ドルで買った私は、8年後に2000ドルで売った。その秘訣を共有する 2015年にシャネルのボーイ・バッグを2050ドルで買い、2024年に2000ドルで売ったそうだ。 その彼女は、バッグの価値を保つには、手入れが欠かせないと言う。 以下のエッセイは、ヴィンテージもののデザイナー・ハンドバッグを扱うオンライン・ラグジュアリー・ブティック「 Luxe Du Jour」で、高級品購買責任者として働くコヤアナ・レッドスター氏との会話をもとにしている。長さとわかりやすさの観点から編集を加えた。 私はこれまでリバッグ(Reba)やザ・リアルリアル(The RealReal)などといったヴィンテージ品の委託販売店で働き、再販業界で20年の経験を集めてきた。 私はリセール品を重用している。なぜなら新品を小売価格で買ってのちにそれを売るよりも、リセール品を買ってそれを売るほうが、投資額に対して大きなリターンが得られるからだ。 女性が購買行動を正当化するために用いる自分に都合のいい計算のことを「ガールマス(girl math:女子数学)」と呼ぶが、ここにまさにそのガールマスの楽しみがある。2015年、私はミディアムサイズで、スタッズ付きのシャネルのボーイ・バッグを買った。 それを所有していた期間、少なく見積もっても月に6回は持ち出したはずだ。高級品の再販業者であるリバッグ(Rebag)で、2015年に2050ドル(約30万7500円、1ドル=150円換算:以下同)で買った。 そのバッグがとても気に入り、きちんと手入れもしていたが、結婚資金にするために、今年になって2000ドル(約30万円)で売った。 つまり、私はたった50ドル(約7500円)で8年間もそのバッグを所有していたのだ。 私から見れば、そのバッグを買ったのは100%正解だった。いい買い物ができた。