【パリ五輪・自転車トラック】佐藤水菜&太田りゆが女子ケイリンのリベンジ期す 9日21時から女子スプリントがスタート
日本時間8月9日~10日、パリ五輪・自転車トラック競技「女子スプリント」「男子スプリント」「女子マディソン」が行われる。日本勢は「女子スプリント」に佐藤水菜(25歳、日本競輪選手会)・太田りゆ(29歳、日本競輪選手会)、「女子マディソン」に内野艶和(22歳、日本競輪選手会)、垣田真穂(19歳)が登場する。 「女子スプリント」は予選から1/16決勝までが行われる。 スプリントは、2人ずつの選手が1周250mのトラック3周を走る着順を競う。2人の走るタイムを競うのではなく、着順で1着の選手が勝利となる。(予選のみタイムを競う) 予選は「ハロン」と呼ばれる助走つきの200mタイムトライアル。予選結果でトーナメント組み分けが決まり、トーナメントでは1対1でガチンコ対戦。勝ち上がりが進むと3回戦方式となり、先に2勝した選手が勝者となる。敗者復活戦という独特のルールもあり、1日に何回も出走する過酷な種目。スピードだけでなく体力も必要となる。 「女子スプリント」には佐藤水菜と太田りゆの2競輪選手が出場。両者とも「ケイリン」ではメダルに手が届かなかったが、ここで巻き返してメダルを狙う。スタートは21時00分の予定。 「女子マディソン」は2人でチームを組み、10周ごと(10周に1回)に設けられたポイント周回を4位までに通過、またはラップ(メイン集団を1周追い抜き)でポイントを獲得していくポイントレース。ルールはオムニアムのポイントレースと同じ。合計得点ポイントで勝敗が決まる。 チームの選手同士が交代しながらレースを進めていく。ほとんどの選手が「ハンドスリング」といい、手を握って交代するが、ルール上、交代は交代相手の手か体に触れればOK。ハイスピードな展開の中では繋いだ手を支点に、弾みをつけるように交代しながら、スピードを上げていく。 効果的にポイント周回に入るための交代タイミングだけでなく、交代テクニック、スピードも必要になってくる。息の合った2人の華麗なチームワークにも注目だ。 この「女子マディソン」には日本からは内野艶和(22歳、日本競輪選手会)と垣田真穂(19歳)が臨む。スタートは1時09分の予定。 なお、各種目は民放公式テレビ配信サービス「TVer」にて無料ライブ配信される。
タイムスケジュール(日本時間9日~10日)
21:00~ 女子スプリント予選 21:41~ 男子スプリント準決勝 21:48~ 女子スプリント1/32決勝 22:38~ 女子スプリント1/32敗者復活戦 1:00~ 男子スプリント決勝 1:09~ 女子マディソン決勝 2:10~ 女子スプリント1/16決勝 2:58~ 女子スプリント1/16敗者復活戦