実業家・藤川らるむ、昨今の“整形ブーム”に警鐘「全員が同じ顔になってもしょうがない」
露出度の高い服装を着た写真をSNSにアップし、世間の注目を浴びているモデルの藤川らるむ。現在はタレント・モデルだけでなく、恵比寿にメイクサロンを開いた実業家としての一面を持つ。そこで感じたという若い人たちの自己肯定感の低さ、さらに整形ブームにも警鐘を鳴らした。 【写真】成人式のSNSで話題、藤川らるむ撮りおろしカット【7点】 ──ネットのアンチの声を気にしない点など藤川さんは精神的に強いなと感じるのですが、昔からそうなんですか? 藤川 昔は言われたこと全部真に受けて傷ついていましたよ。SNSを始めたての頃に写真をあげると「可愛くない」とか「肌が黒い」とか言われるんですよ。それをいちいち真に受けて傷つき、「白くならなきゃ」みたいに思っていました。 でも、ここ2年くらいかな。いろんなことをいっぱい言われて、尖っていた部分が川の石みたいに丸まっていきました(笑)。だから今は何を言われても「私の土俵じゃない」と思うだけですね。 ──ゼロイチファミリアを辞めて以降はフリーで活動されていますが、他の事務所に入ろうとは考えなかったんですか? 藤川 うーん、今のところは無いですね。またインフルエンサーとして活動をしていくには事務所に入る必要が今の時代はないんじゃないかなと思っていて。今の時代は個人で発信もできて世界と繋がれるので。ある意味自己ブランディングがすごく重要だと思っています。 ──現在は恵比寿にメイクサロンを開くなど、実業家としての一面も持っています。そこで気づいたことがあるとか? 藤川 今の女性は本当に見た目をすごく気にしているなと感じています。私が今やっているメイクサロンに来るお客様の中にも「私は可愛くないから、ここを整形したい」とおっしゃる方がいます。ただ、私としては気軽に出来る整形が流行している今の風潮はあまりよくないなと感じています。 ──それはどうしてでしょう? 藤川 本当にみんな気軽に整形するじゃないですか。電車の広告でも 「1時間で終わります」「二重整形安い」と書かれていたりして。整形が身近にある時代です。それらに影響された若い子たちがリスクを調べないで整形をしてしまう。結果、後悔するパターンも多いとすごく感じます。 お金を出すためにパパ活を始めたりする子もいて、本当によくないなって思います。整形は悪いことじゃない。ただ気軽にやるべきことでは無いと思います。