NBA 2024-25シーズン最初のルーキーランキング…河村勇輝の同僚2名がトップ3入り
■ 世代屈指のポテンシャル
2位:カールトン・キャリントン(ワシントン・ウィザーズ) ドラフト指名順位:14位 スタッツ:10.3得点4.3リバウンド4.8アシスト 再建に苦しむウィザーズにとって、キャリントンは良い指名となったはずだ。『ESPN』のレポーターを務めるオム・ヨンミスクによると、ステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)が対戦後にウィザーズの若手たちを讃え、ドレイモンド・グリーンはキャリントンについて「彼は僕からの尊敬を獲得したよ」と、そのポテンシャルを賞賛されている。 キャリントンは安定したボールハンドリングのスキルとスクリーンプレーから攻撃にアクセントをつけるプレーヤーだ。特にプルアップジャンパーの安定感には定評があり、リーグではニキール・アレクサンダー・ウォーカー(ミネソタ・ティンバーウルブズ)と比較されてきた。素晴らしいシュートスキルとアンセルフィッシュなプレースタイルにより、将来的には世代屈指のプレーヤーに成長するかもしれない。
■ 現役日本代表選手の“後輩”
3位:ジェイレン・ウェルズ(メンフィス・グリズリーズ) ドラフト指名順位:39位 スタッツ:10.9得点3.7リバウンド1.8アシスト グリズリーズのウェルズ獲得は、昨年のGG・ジャクソン(メンフィス・グリズリーズ)指名に次いで、今年最大のドラフトスティールとなった。合計プレータイムはルーキーの中で2番目に多く、マーカス・スマート(メンフィス・グリズリーズ)の欠場により、直近の4試合では先発に抜擢。そのうち3試合で15得点以上をマークしており、主力を欠くグリズリーズにとってかけがえのない存在となっている。 サマーリーグでは決勝のブザービーター、プレシーズンでも終盤にビッグショットを沈めるなど、クラッチタイムの勝負強さも織り込み済み。日本人としては河村と同期であることはもちろん、日本代表不動のセンターであるジョシュ・ホーキンソン(渋谷サンロッカーズ)と同じワシントン州立大学の出身であることからも応援しがいのあるプレーヤーだろう。 文=Meiji
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