【広島】秋山翔吾、9月の歴史的大失速は「息切れっぽく見えてるだけ」チームリーダーとして猛省
ラジオ文化放送は3日、広島秋山翔吾外野手(36)がパーソナリティーを務める「秋山翔吾の打って守ってしゃべります」を放送。タイガース前田健太投手(36)をゲストに招き、広島が陥った昨季9月の大失速を振り返った。 【写真】秋山翔吾、小泉進次郎氏とのツーショット 広島は昨季、8月終了時点で首位。リーグ優勝を見据えていたが、9月にリーグ最多タイの20敗(5勝)を記録し、首位陥落だけでなくCS進出も逃した。秋山は「『こんなに止まらないもんかな』って。誰かがホームランをドカンと打って勝ちましたとかもなかった」と感覚を明かした。 古巣広島の戦いをマメにチェックしていた前田は「カープ優勝やんと思った。普通に行けばカープが優勝って。でも前半戦を引っ張ってきた(大瀬良)大地、森下、(九里)亜蓮、床田とかがちょっと勝てなくなってきて苦しくなったよね」と話した。だが秋山は「彼ら(先発陣)が9月どうこうって全く思えない。あれだけの高い水準の先発ピッチャー陣が抑えてくれたゲームを、前半戦でもっと勝てる試合がなかったかって感じ。9月の失速は息切れっぽく見えてるだけで、モチベーションを優勝に向けて高くキープできる勝ち試合をもっと前半に持って来られたんじゃないか」と責任感を口にした。 さらに秋山はチームリーダーとしての思いも吐露。「(ミーティングで)チームに声をかけてとか、なかったね。DeNAは選手でやったって記事で見た。でもそれは勝った後に話すと『これがターニングポイントでした』ってなる。余裕かましてるわけじゃないけど、(選手)それぞれのペースもあるし。(ミーティング)やった次の日ってギクシャクする可能性もあるなと思ってて。その機を逃してしまったのは大きな反省」と語った。 続けて「1回集まって顔を見て、『このメンバーで最後頑張ろう』って言うだけでも良かったかもしれない。自分が試合に出ることももちろん(大事)だけど、それができなかったら(自分がチームに)いる意味がない」と悔いを明かした。