「勝てる日本馬いる?」最強馬ロマンチックウォリアーが香港カップ3連覇へ始動戦を圧勝!
<ジョッキークラブC>◇17日=シャティン(香港)◇G2◇芝2000メートル◇出走11頭 【写真】安田記念をロマンチックウォリアーで制し口取りに臨む馬主のラウ氏ら 強すぎる-。香港の最強馬ロマンチックウォリアー(セン6、C・シャム)がシーズン初戦を圧勝し、目標の香港カップ3連覇へ向け、好発進を決めた。 この日は6月の安田記念以来となるシーズン始動戦。好位のインを追走し、直線はジェームズ・マクドナルド騎手に導かれ、楽々と抜け出す横綱相撲だった。勝ちタイムは1分59秒70。1頭だけ他馬より2キロ重い58キロを背負っていたが、まったく問題にせず、2着カーインジェネレーションに4馬身4分の1差をつけてゴールした。 昨シーズンはオーストラリアのコックスプレートを制し、香港カップを勝利。春にはクイーンエリザベス2世Cを勝った後に日本の安田記念も制圧した、現在の香港最強馬。12月8日の香港カップ(G1、芝2000メートル、シャティン)で3連覇の偉業を達成するのか。 香港ジョッキークラブの公式ニュースによると、シャム師は「次ははるかに強力な相手が出てきます。すごい馬ばかりです。香港カップは厳しいレースになるでしょう」と気を引き締めている。また、香港カップ後に予定しているサウジC、ドバイワールドCへ向け、同馬がワクチン接種を行うことも紹介されている。 SNS上では、この日のロマンチックウォリアーのパフォーマンスに対し、「ロマンチックウォリアーうーんやっぱバケモン」「今日のロマンチックウォリアーで脳が焦げ焦げ」「こんな化け物にリバティらは勝てるんスかね?」「ロマンチックウォリアーに勝てる馬日本にいる?」「ロマンチックウォリアーちょっと強さの桁が違うわ」「ロマンチックウォリアー強過ぎて笑えない」と、日本のファンも驚きの声を上げている。