【マイルCS】アンカツさん、4着ブレイディヴェーグに「スタート決まったことが裏目」勝ち馬ソウルラッシュは「団野の騎乗も素晴らしかった」
◇17日 マイルCS(G1・京都・芝1600メートル) 元笠松、JRA騎手で通算4464勝の競馬評論家で「アンカツ」こと安藤勝己さん(64)が17日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、マイルCSを回顧した。レースは中団から進んだ4番人気のソウルラッシュが直線、自慢の末脚を爆発。力強く2馬身半差抜け出して1分32秒0で重賞4勝目、G1・7度目の挑戦で悲願の初制覇を飾った。2着は7番人気のエルトンバローズ、3着は10番人気のウインマーベルが粘り込んだ。1番人気のブレイディヴェーグは4着に敗れた。 アンカツさんは「ソウルラッシュ。かつては道悪の鬼って馬やったけど、今日は自分で抜けて好時計に持ち込んだ。馬体の張りも目立ったし、今時には珍しい晩成やね」とつづると、ゴール入線前から派手なガッツポーズで喜びを表現した団野騎手については「勝つ時はこんなもんってくらい団野の騎乗も素晴らしかった」と絶賛した。 また、2、3着馬については「エルトンバローズとウインマーベルもデキが絶好で、ジョッキーがペースを読んで焦らんかった」と評価。続く投稿では1番人気ながら4着に敗れたブレイディヴェーグについて触れ「ブレイディヴェーグは初のマイル戦でスタート決まったことが裏目。仕掛けのタイミングがかみ合わなかった。一発回答ならずも、適性ないわけではなさそう」とつづった。
中日スポーツ