母子3人暮らし、「自分時間」が生まれる習慣。買ってきた総菜に頼る日も
仕事や育児で忙しい毎日でも、「自分時間」をつくれるようになった事例を紹介します。離婚を経験し、小学生の子ども2人と団地で生活。すっきり暮らしの情報発信や、片づけサポートの仕事をしているかさもさんのケースです。あえて「やらないこと」を決めたら、時間を有効に使えるようになったそうです。詳しく語ります。 【写真】疲れている日はキッチンリセットも翌朝でOK
時間を有意義に使うため、まず「やらないこと」を決める
子育て中に仕事をしながら自分時間を確保するのは、なかなか難しいと思います。以前の私はいつも家事育児に追われ、仕事から帰宅してもやることが多く、気づけば寝る時間…そんな毎日でした。 ですが、思い返してみるとスマホをだらだら見て時間を溶かしていたり、あれもこれもとタスクを詰め込みすぎて、結局どれも達成できなかったりと、計画性がなかったことに気がつきました。 そんな私が、今は仕事と育児を両立しながら時間を有効活用し、自分時間も確保できるようになったポイントは、以下の2つです。 ・やらないことを決めること ・優先順位を明確にすること 「今日中にやらなければいけない」「これくらいこなせて当たり前」と、自分で勝手に決めつけていることはありませんか? 私の場合、やることが多い日は夕飯づくりをお休みして外食や買ってきた総菜に、子どもと一緒に寝落ちしそうならキッチンリセットは翌朝でOKなど、がんばりすぎてパンクしないように心がけています。 無理して多くのタスクをこなそうとせず、「これをやるならこっちはやらない」と決め、優先度の高い「今日必ずやること」をクリアできればそれでいい、と考えます。 そのためには、頭の中の考えをまず紙に書き出し、優先順位をつけて、上位3位くらいまでをやる。残りはやらなくていいこととします。すると不思議と達成感があり、時間に余裕が生まれやすくなります。
子どもに過干渉せず、それぞれひとりの時間をつくる
お子さんの年齢にもよりますが、いくら子どもとの時間を大切にしたいからといっても、ずっと一緒ではお互いに息が詰まってしまうことも。 わが子は小学6年生と3年生。学校から帰宅して、今日あったできごとを聞いたり宿題を終わらせたら、夕飯までそれぞれ自由時間にしています。 夕飯まで時間がない場合には、夕飯後でも、寝る前でも、子どもが自由に遊んでいる時間30分だけでも、自由に時間を使ってみてください。短時間でも満足度が上がりますよ。
かさも