最小限の材料で最大限の美味しさを発揮する“玉ねぎとアンチョビのパスタ”のつくり方
手間もかからないし買い置き食材だけでつくれるのに、旨味がたっぷりでうんと贅沢な味に仕上がります。人気の出張料理人岸本恵理子さんに気どらないふだんの料理を教えてもらいました。
■“玉ねぎとアンチョビのパスタ”のつくり方 ◇材料 (つくりやすい分量) 玉ねぎ:大1個分(500g)(繊維に沿って薄切り) アンチョビ:10枚 にんにく:1片分(皮ごとつぶす) EXV.オリーブオイル:大さじ3 パスタ:120g(2人分) 黒胡椒:適量 青レモン:適量(あれば) (1)アンチョビとにんにくを炒める 厚手の鍋にアンチョビとにんにく、オリーブオイルを入れて火にかけ、アンチョビが溶けたら玉ねぎを加える。 (2)水を加える 水をひたひたに加えて蓋をし、弱めの中火でくたくたになるまで加熱する。 (3)パスタをゆでる パスタを袋の表示通りにゆでる。 (4)パスタと混ぜる パスタ120gに対して②のソース160gを鍋に入れ、オリーブオイルをひと垂らし(分量外)して加熱する。③のパスタを水をきって加え、水分が減ってなじむまで、混ぜながら加熱する。 (5)仕上げ 器に盛り、胡椒をふる。あれば青レモンの皮をおろしかける。 --------------- ――教える人 「岸本恵理子」 イタリアの伝統料理を軸に出張料理人として活動。個人宅や各地イベントでの料理のほか、雑誌へのレシピ提供や映画の料理制作など、食に関わる仕事全般を手がけている。厳選した材料でつくるフォンダンショコラなどの菓子も人気。自然派ワインにも精通している。 --------------- この記事は『四季dancyu 2023 秋』に掲載したものです。 文:藤井志織 写真:宮濱祐美子
藤井 志織