阪神・佐藤輝明が「3番で一年間完走」宣言 球児監督の構想に応える
阪神・佐藤輝明内野手(25)が7日、「3番で一年間完走」を掲げた。甲子園球場に隣接する室内練習場で約3時間の自主トレを公開。藤川監督は今季の3番構想を掲げており「ずっと、そこを任せてもらえるように」と呼応した。 3番はプロ通算12試合で打率2割6分1厘、2本塁打8打点。昨季は1試合のみだった。3月16日にはドジャースとのプレシーズンマッチ(東京D)が開催。同じ左の大砲で昨季主に3番を務めたワールドシリーズMVPのフリーマンから3番の極意を吸収する。「どういう打撃をするのか見たい」と貪欲だ。 これまで1軍完走は22年のみ。5年目はキャリアハイ&V奪還に照準を定める。公称96キロから「100キロ手前」までプチ増量にも成功。今オフ新たに導入したバットのグリップテープは干支(えと)と同じ薄いグリーンのヘビ色を選んだ。「ひと皮もふた皮もむける。全ては優勝のために」。覚悟は決まっている。(直川 響)
報知新聞社