「ファンと一緒に乗り越えてきた」w-inds.千葉涼平さん【あなたのSNSディスタンス】
昨年、メンバーの緒方龍一さんが脱退し、2人体制となった新生w-inds.。リーダーの千葉涼平さんは2人体制となったことについて、「新しいチャレンジだとポジティブに考えるようにしている」と言います。来月でデビュー20周年、コロナ禍でSNSの活用も増えているという千葉さんに、SNSとの付き合い方や、ファンの方とSNSでどのようにコミュニケーションをとっているかを伺いました。(Yahoo!ニュース Voice編集部)
w-inds.ファンから見る 海外の方のSNSの使い方
--w-inds.は2004年の台湾で開催した海外単独公演を皮切りに、アジアで多くの海外公演を実施してきました。海外ファンとどのようにSNSでコミュニケーションされていますか? 千葉さん: w-inds.の海外ファンは、普段から日本にライブを見に来てくれたりして日本のファンの方と接触している方も多いんじゃないのかなと思いますが、時にすごい熱量の高いメッセージをいただいたりもします。日本のファンの方々は、Twitterだとすごい距離感が近く、内容が身近と言いますか、友達までは行かないけどという距離感なんですけど、向こうのファンの人は「w-inds.に会いたい!」「早くコロナ落ち着いて日本行きたい!」みたいな感じで、やはりパワーがあるなと思います。
人の声ではない 文字だけ見た時に刺さってしまう
-- SNSは多くのファンとコミュニケーションがとれるなど非常に便利な反面、誹謗中傷などが社会問題となっている面もあります。千葉さんから見て、SNSの良いところや嫌なところはどのようなところでしょうか? 千葉さん: 直接お会いできなくてもやりとりが直接できるようになったのがやはり素晴らしい。みんながみんなライブ会場に足を運べるわけでもないですし、僕らもすべての都市に行けるわけではないので、場所関係なくつながれるというのは、すごく素晴らしいところなのかなと思います。 一方、SNSの嫌なところは、距離感が近いがゆえに言葉の重みがなくなるというか、簡単に一言言えちゃうのはすごく残念なところだなと思います。最近、日本のSNSで芸能人や著名人がすごく嫌な思いをされているところを見ていて思うのですが、簡単に悪口や中傷ができてしまうのは良くないなと思います。中傷した本人がそこまで悪気なく嫌なことを書いたとしても、それは人の言葉ではないじゃないですか、声じゃないから。やはり文字だけでそれを見た時に、書かれた方はすごい刺さっちゃうと思うんですよ。SNSは、距離が近い面で良いこともあるし、嫌なことも多いなと感じています。