「偽ってもしょうがない」w-inds.橘慶太さん【あなたのSNSディスタンス】
昨年、メンバーの緒方龍一さんが脱退し、2人体制となった新生w-inds.。メインボーカルの橘慶太さんは、SNSの「使い方は結構下手」だけれど、デビュー20周年となる2021年は活発に発信していきたいと言います。橘さんの「振り回されない気持ちが大事」というSNSとの付き合い方、そしてファンへの思いを聞きました。(Yahoo!ニュース Voice編集部)
1年を振り返ってみて思うこと
--昨年はいろいろなことが起きましたが、改めて2020年を振り返ってみて思うことは何でしょうか? 橘さん: 2020年は本当に予期せぬことがたくさん起きました。良いことは少なかったと思うのですが、こういう時をどう過ごすかによって、自分の未来が変わってくるというように思っています。大変なことはたくさんありましたが、前向きに捉えるように1年間を過ごしていました。
SNSの良さは素直になれるところ 偽ってもしょうがない
--来月でメジャーデビューしてから20年になります。今後はSNSをもっと活用していく予定はありますか? 橘さん: 20周年もそうなのですが、2021年は「SNSをたくさん更新する」というのを目標の1つにしています。僕たちは、SNSがまだない、20年前のテレビや雑誌が主流だった時代にデビューしているので、自分自身もw-inds.のKEITAとして、また楽曲も完璧なものを提供するというのがすごく当たり前の時代でした。なので、最初はSNSの工程を見せることや、スピード感になじめませんでした。デビューした時の自分たちのスタイルがあったのでそこに割り切れない自分がいたんです。しかし、コロナの状況の中で出来る事と言ったら、やはりSNSでつながることの方が大切だと強く思うようになりました。2021年は気持ちを切り替えて、みなさんによりSNSで届けられるようになればなと思っています。 --橘さんはTwitterやInstagramのアカウントなどを持ってらっしゃいますが、普段はSNSをどのように使っていますか? 橘さん: 僕は、こんなこと言っておいてなんなんですけど、SNSの使い方が結構下手で。そんなにうまく使えてはいない気もしているんですけど、SNSの良さって「素直になれる部分」だと思っています。「あまり偽ってもしょうがない」というのが僕の中では一つテーマであるので、本当に自分が感じたことや本当の自分の思いをちゃんと載せるようにはしています。「よく見られたい」などと思うのではなくて、自分の考えに共感してくれる人を増やしたいと思っています。格好つけて「多くの人に受け入れられよう」と思わずに、本当に自分とつながれる人とつながるためのツールだと思っているので、なるべく本心で使っていきたいなと思っています。